2010年フィンランド保育園視察【フォトアルバム】

フィンランドでは基本的に子どもが生まれる前から支援が始まる
育児パックは誕生児に無料で支給される。

フィンランドは冬が長く日照時間が短い。
気温も低いが戸外遊びは常に多く、防寒着を何枚も身に付け活動する。（乳児も）

フィンランドは冬が長く日照時間が短い。
気温も低いが戸外遊びは常に多く、防寒着を何枚も身に付け活動する。（乳児も）【写真２】

保育スタッフは３歳未満４名につき１名　
３歳以上に７名に１名と手厚く遊びを通じて文字・数・名前などを知る

保育スタッフは３歳未満４名につき１名　
３歳以上に７名に１名と手厚く遊びを通じて文字・数・名前などを知る【写真２】

収納型のベット扉が間仕切りの役目をするなど機能的

静かな・待つ・考える保育　簡単な指示は視覚から伝えていく

園庭にあった大きな岩　危険に思い聞いてみると、あえて自然の姿を学び体験していくと言う。

タンペレの市街地　　　古い北欧の建築物が残っています。

2011年で10周年を迎えるヴィツリラ保育園
就学前教育グループの子ども達と折り紙をして遊んだあとの写真
折り紙は興味深く、半分に折ったり、曲げたりすることを好んで遊んでいました。
日本からの遊びで喜ばれた遊びでした。

ヴィッリラ保育園では就学前の教師と簡単なゲーム（魚釣り）
を交えて言葉遊びや数字などを覚えたり、順番を待つなどのルールも覚えています。

フィンランドでは日照時間が短く朝日が登るのが遅く日暮れも早いです。
日差しはずっと低い位置を照らし続けずっち夕暮れのような日差し。
園舎の周りは自然が豊かな場所で森の中にある家のようです。

２００２年に創立したトゥミクヤ保育園。絵本読み聞かせの部屋。
タンペレ市の保育園は建設時、何か一つ特徴的な場所を作っているとの事。
この円では高いドームのようなマルイ部屋で絵本を見たり聞いたりしているようです。
実際に中に入ってみると声が反響して使いづらい気もしました。

針葉樹がまみきみちに多くあり、あちらこちらで自然の収集物が豊富に手に入る環境
この時間は多分お昼ぐらいですが、夕暮れのような光で人々は
日照時間を大切に戸外での活動を重視しています。

視察日		園の名称	特徴
10月11日	1	クッカペルト保育園	・保育：約80人　・就学前教育：26人・住宅地の中にある。・教会の建物を使用した園で、教会の集会所と併設。・日本人家族の子どもが在籍中であり、日本との交流に興味を持ってくれる可能性が高い。
10月11日	2	トゥオミクヤ保育園	・保育：68人　・就学前教育のグループなし。・園長がレポラ保育園との兼任。副園長はたいへん陽気な方。
10月12日	3	ヴィッリラ保育園	・保育：61人　・就学前教育：26人・①自然（環境）、②運動、③遊びの3つを重視。・ネウボラと併設。・自然環境に恵まれ、環境教育や自然の中での体験を重視している。・小学校の生徒との交流や博物館との協力がさかん。また、祖父母を招くイベントを開催。
10月12日	4	ヘラプイスト保育園	・保育：約110人　・就学前教育：約60人・Active Learningの手法を取り入れている。・タンペレ市のヘルバンタ地区にある園。外国人が多く住む地域ということもあり、英語表記があちらこちらに見られる。・保護者向けに園だより・園紹介などのパンフレット作りを積極的に行う。
10月13日	5	ムオティアラ保育園	・保育：約70人　・就学前教育：不明・同じ建物内に、ネウボラと小学校（1,2年）が存在し、互いに連携を取り合いながら、子どもの成長を長い目で見守っていく姿勢をとる。・裕福な層が多く住む地域であり、安全性を非常に重視。また、親への情報共有を重視。独自の計画をHPに掲載。・計画段階から園長が計画にかかわり、水遊びの部屋など特色のある園舎。